シーズン最多安打216本を記録！！ベストナインを獲得した獅子の若きリードオフマン《秋山　翔吾》

【秋山　翔吾】

【経歴】

①高校時代は無名も、八戸大学でその才能が開花！

小学1年から「大津スネークス」で野球を始める。

「湘南武山フェニックス」では投手、捕手、内野手、外野手として活躍し2000年卒団。

大津中時代は横浜金沢シニアに所属していた。更に陸上部にも所属し、脚力を磨いた。

横浜創学館高では、1年時からレギュラーとなるも、3年夏は県ベスト8で敗退し、甲子園出場は無し。

全国的には無名であったもののドラフト候補にも名前が挙げられていた。

進学した八戸大学では1年時の春からレギュラーとなり春秋連続でベストナインを受賞。

4年時の春は4番に座り勝負強い打撃で打率.486、14打点を記録。

優秀選手賞、首位打者、最多打点、ベストナイン4冠に輝いた。

②プロ入り後、球史に名を残すヒットマンに！！

西武ライオンズから3位指名を受け入団。背番号は55。

▶︎プロ１年目（２０１１年）

球団の新人外野手としては30年ぶりとなる開幕スタメン（9番・右翼）で起用される。

▶︎プロ２年目（２０１２年）

開幕レギュラーが期待されたが、右大腿部の故障で開幕を二軍で迎えた。

その後も２回出場選手登録を抹消されたが、その間に前年の課題だった打撃面が向上され、一軍いる間は1~3番と5番と様々な打順を経験。

規定打席にも初めて到達、リーグ6位の打率.293と好成績を残した。

▶︎プロ３年目（２０１３年）

中堅手として全試合に先発出場して終盤に代打と交代した1試合を除いてフルイニング出場を果たし、ゴールデンクラブ賞のタイトルを初めて受賞した。

また、この年には高校3年時から交際していた女性と結婚した。

▶︎プロ４年目（２０１４年）

開幕から三番として起用されるが、深刻な打撃不振に陥り二軍に降格。

一軍復帰後も、思うように成績を伸ばせず前年を下回る結果となった。

▶︎プロ５年目（２０１５年）

開幕から１番に定着し打率.394、40安打の活躍で4月の月間MVPを獲得。

6月3日から7月14日まで31試合連続を安打を放ち、連続安打記録の歴代3位タイにランクインした。左打者としては単独1位である。

131試合目イチローに次ぐスピードで、史上6人目のシーズン200本安打を達成。

現在も安打を量産し続け、シーズン最多安打記録更新に注目が集まる。

▶︎年度別個人成績はこちら（2015年シーズン終了時）

年　度	所属球団	試　合	打　席	打　数	得　点	安　打	二塁打	三塁打	本塁打	塁　打	打　点	盗　塁	盗塁刺	犠　打	犠　飛	四　球	死　球	三　振	併殺打	打　率	長打率	出塁率
2011	埼玉西武	110	313	284	35	66	9	6	1	90	21	8	5	8	0	15	6	63	1	.232	.317	.285
2012	埼玉西武	107	450	403	50	118	17	8	4	163	37	10	5	15	1	28	3	70	7	.293	.404	.343
2013	埼玉西武	144	634	564	89	152	25	7	13	230	58	13	6	12	2	49	7	89	8	.270	.408	.334
2014	埼玉西武	131	561	475	64	123	24	6	4	171	47	3	3	11	2	70	3	98	4	.259	.360	.356
2015	埼玉西武	143	675	602	108	216	36	10	14	314	55	17	17	7	2	60	4	78	6	.359	.522	.419
	通　算	635	2633	2328	346	675	111	37	36	968	218	51	36	53	7	222	23	398	26	.290	.416	.357