首位打者を獲得！ヤクルト史上最強の２番打者《川端慎吾》

【川端慎吾】

東京ヤクルトスワローズ #5
2012年8月17日、明治神宮野球場にて
基本情報
国籍	日本
出身地	大阪府貝塚市
生年月日	1987年 10月16日（27歳）
身長体重	185 cm 86 kg
選手情報
投球・打席	右投左打
ポジション	内野手
プロ入り	2005年高校生ドラフト3巡目
初出場	2006年 10月9日
年俸	8,500万円（2015年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
和歌山市立和歌山商業高等学校東京ヤクルトスワローズ (2006 - )

【経歴】

①プロ入り前

小学校2年生で、貝塚リトルで投手兼遊撃手として野球を始める。

貝塚三中時代は投手として活躍。

市立和歌山商高進学後、本格的に遊撃手としてプレイを始める。

2004年の夏の甲子園に出場。2試合で8打数3安打だった。

2005年の春のセンバツも出場。当時神村学園エースの野上亮磨（現西武ライオンズ）から逆風の中本塁打を放っている。

その夏の県大会は準決勝で敗退。

その後第6回AAAアジア野球選手権大会のセンバツメンバーに選出。

打率.462でベストナインを受賞する活躍を見せた。

高校通算33本塁打。

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2005 第6回アジアAAA野球選手権大会 4/5 決勝日本－韓国 - YouTube

②プロ入り後

2005年、東京ヤクルトスワローズより3巡目で指名され、推定契約金4500万円、年俸480万円で入団。背番号は36。

▶︎1年目（2006年）

新人ながら、一軍キャンプスタート。

開幕一軍は、逃したが、二軍では4月から遊撃手のレギュラーの座を掴み、打率は.240と苦戦したが、6本塁打、31打点とパンチ力を発揮した結果を残した。

シーズン終盤に、一軍での初出場、初安打、初打点を達成。

球団史上、高卒1年目の野手が一軍で安打を記録したのは、1968年以来。

▶︎2年目〜5年目（2007年〜2010年）

5年目までは度重なるケガと激しいポジション争いにより、二軍との行き来が続きなかなか一軍に定着出来ず。

2008年10月7日、プロ初本塁打を記録した。

▶︎6年目（2011年）

開幕戦で最有力ライバルだった川島慶三が離脱したことから、遊撃手に定着し、シーズン中盤までは7番を任される。

6番・宮本、7番・川端、8番・相川で「恐怖の下位打線」を形成。

シーズン中盤から3番も任されたが、終盤のケガでシーズンを通して出場することは出来なかった。

ちなみに、このシーズンでは1号ソロ本塁打、2号2点本塁打、3号3点本塁打、4号満塁本塁打という珍しい本塁打の記録を作っている。

▶︎7年目（2012年）

背番号は5に昇格。

開幕から主に3番、5番に座っていて惜しくも打率3割に届かなかったが、

最終成績は打率.298、4本塁打、49打点と前年を超える成績を残した。

本来の遊撃手だけではなく、三塁や一塁も守った。

▶︎8年目（2013年）

ケガで出遅れるも、最終的に70試合に出場、規定打席未到達ながら打率.311を記録、

本塁打も規定打席の半分程度の打席数で過去最高の5本塁打を放った。

9月には自身初となる月間MVPを獲得した。

▶︎9年目（2014年）

三塁手に専念し自己最多の142試合に出場し自身初の、規定打席に到達しての打率3割以上を達成。

しかし、守備面では、守備率.957で14失策を喫し、守備に課題を残すシーズンとなった。

3番での出場が多かったが、攻撃型打線を組むときは2番に起用される時もあった。

▶︎10年目（2015年）

開幕から主に2番として打撃好調を維持し現在、打率.338、187安打でリーグ2冠。

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ヤクルト川端マエケンから3安打猛打賞 - YouTube

▶︎年度別個人成績はこちら（2015年シーズン終了時）※太字はリーグ最多

年　度	所属球団	試　合	打　席	打　数	得　点	安　打	二塁打	三塁打	本塁打	塁　打	打　点	盗　塁	盗塁刺	犠　打	犠　飛	四　球	死　球	三　振	併殺打	打　率	長打率	出塁率
2006	東京ヤクルト	6	23	21	2	4	0	0	0	4	1	0	0	1	0	1	0	8	0	.190	.190	.227
2007	東京ヤクルト	9	13	10	1	1	1	0	0	2	1	0	0	2	0	1	0	6	0	.100	.200	.182
2008	東京ヤクルト	65	115	104	11	27	4	0	1	34	9	2	0	6	0	5	0	20	1	.260	.327	.294
2009	東京ヤクルト	30	42	37	2	10	0	0	0	10	0	0	0	2	0	3	0	6	2	.270	.270	.325
2010	東京ヤクルト	59	214	188	22	56	12	1	1	73	21	0	0	6	3	16	1	21	7	.298	.388	.351
2011	東京ヤクルト	117	457	399	48	107	20	3	4	145	46	0	0	15	3	40	0	51	5	.268	.363	.333
2012	東京ヤクルト	125	507	453	52	135	15	5	4	172	49	3	2	13	4	35	2	56	7	.298	.380	.348
2013	東京ヤクルト	70	312	267	36	83	7	2	5	109	37	2	2	7	1	37	0	28	6	.311	.408	.393
2014	東京ヤクルト	142	637	580	86	177	33	2	10	244	69	2	2	8	3	43	3	62	10	.305	.421	.355
2015	東京ヤクルト	143	632	581	87	195	34	1	8	255	57	4	3	2	2	43	3	72	15	.336	.439	.383
	通　算	766	2952	2640	347	795	126	14	33	1048	290	13	9	62	16	224	9	330	53	.301	.397	.356