「カムバック賞」受賞者も登場！《２０１５年復活を遂げた男達》

【涌井秀章投手ロッテ　６年ぶりの"最多勝"】

かつての沢村賞右腕だが、ここ数年は不本意な成績が続いていた。今季は開幕投手にも抜擢され、エースとして大活躍。

開幕から順調に勝ち星を重ね自身6年ぶりとなる最多勝と、5年ぶりのゴールデングラブ賞を獲得し見事復活を遂げた。

【福留孝介外野手阪神　９年ぶりの"ベストナイン"&"GG賞"】

2013年、日本球界に復帰した和製安打製造機。ここ2年はかつてのような打撃は見られなかった。

好調を維持し打率.281・20本塁打・76打点の好成績を残した。共に9年ぶりとなるベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞。

2015年の打者成績
打率	試合数	打席数	打数	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打数	得点	打点	得点圏打率	三振	四球	死球	犠打	犠飛	盗塁	併殺打	出塁率	長打率	OPS
.281	140	569	495	139	24	3	20	229	53	76	.295	75	65	1	1	7	1	15	.361	.463	.824

【吉見一起投手中日　９４６日ぶりの勝利】

2013年のシーズン途中にトミー・ジョン手術を受けてから登板機会がほとんどなかった。

今季は946日ぶりの勝利を含め、3勝を挙げた。登板数は8試合と少なかったものの、防御率0.94と安定した投球を見せた。

【館山昌平投手ヤクルト　１０１９日ぶりの勝利】

2013年、シーズン中に受けた自身2度目のトミー・ジョン手術を皮切りに翌年も手術をくり返した。

今季は、1019日ぶりの勝利に加え、2010年以来の本塁打も放った。最終的に6勝を挙げ、カムバック賞を受賞した。

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