サヨナラ打が優勝を決めた！《２０１５年セ・リーグ　スカパー！サヨナラ賞》

【３・４月度　平田良介中日　初受賞】

4月15日(水)ナゴヤドームで行われた対阪神5回戦、1-1で迎えた9回裏、二死走者二塁の場面。

一塁走者の大島が二塁盗塁成功。それにより外野が前進。その後平田が高めの直球を打ち、右越えのサヨナラ打となった。

【５月度　福留孝介阪神　３度目(2014年7月以来)】

5月27日(水)阪神甲子園球場で行われた対東北楽天2回戦、0-0で迎えた11回裏、二死走者一塁の場面。

バックスクリーン左へ自身4度目となるサヨナラ本塁打を放った。3度目の受賞は両リーグ通じての最多受賞回数。

【６月度　井端弘和読売　初受賞】

6月3日(水)東京ドームで行われた対オリックス2回戦、1-1で迎えた9回裏一死二、三塁の

場面。

井端は代打として登場し、見事センター前へサヨナラ安打を放った。サヨナラ打は自身5本目で、代打では初。

【７月度　藤井淳志中日　初受賞】

7月12日(日)ナゴヤドームで行われた対広島13回戦、0-0で迎えた延長12回裏、二死走者一塁の場面。

広島の守護神・中崎から息詰まる投手戦に終止符を打つサヨナラ本塁打を放った。サヨナラ打は自身3本目だった。

【８月度　坂本勇人読売　初受賞】

8月1日(土)東京ドームで行われた対中日16回戦、3-4で迎えた9回裏一死走者満塁の場面。

前進守備のレフトの頭をライナーで越し、逆転サヨナラ二塁打となった。自身7本目のサヨナラ打だった。

【９月度　中村悠平ヤクルト　初受賞】

9月15日(火)明治神宮野球場で行われた対横浜DeNA 23回戦、1-1で迎えた9回裏、二死三塁の場面。

負ければ首位陥落の状況のなか、中村が自身2度目のサヨナラ打をセンター前へ放ち、首位を死守した。

【年間大賞　雄平ヤクルト】

10月2日(金)明治神宮球場で行われた対阪神25回戦、1-1の同点で迎えた延長11回裏、二死一、三塁の場面。

勝つか引き分けで優勝が決まる試合。阪神の能見から一塁線を破るサヨナラ打を放ち、見事チームを14年ぶりの優勝に導いた。

【まとめ】

セ・リーグ35試合のサヨナラゲームから年間大賞に選ばれたのは、優勝を決めた一打だった。

まさに混戦のセ・リーグを締めくくりには、ぴったりのドラマチックなゲームと言えるだろう。

今季は新たにどんなドラマが生まれ、どのチームが制する事になるのだろうか。

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