早くも新人王、有力候補!?DeNAドラ1 今永昇太のスゴさ!
【ここまでの快進撃!!】
実戦登板デビューから3試合12回を投げて無失点。
早くも、新人王の最有力候補とも言われている。
デビュー戦からの快進撃を振り返ってみよう。
▶︎デビューからの戦歴
初登板(2/17) 対 韓国KIA戦 3回1安打無失点1四球 最速146km/h
2戦目(2/23) 対韓国サムスン戦 4回2安打無失点2四球 58球 最速146km/h
3戦目(3/2) 対ヤクルト戦 5回1安打無失点1四球 65球 最速148km/h
被安打や四球、球数も少なく、ここまで完璧に近い内容の投球を見せている。
デビュー戦いきなり、先頭打者を四球出しても全く動じずにその後3人できっちり抑える精神面の強さも伺える。
ヤクルト戦では、3番山田を148km/hの速球で三振に仕留めるなど、ストレートのキレとノビが最大の武器。
決め球としてはまだまだ磨きが必要だが、4番バレンティンを仕留めたチェンジアップも精度が上がれば有効的だ。
心配されるのは5回以降もストレートのキレが続くのか、キレが無くなってきた場合にどのように組み立てるかだ。
今後のオープン戦登板も今永昇太から目が離せない!!
【大学No.1左腕として君臨した駒沢大学時代】
そんな今永のプロ入り前はどんな選手だったのか?
福岡県立北筑高等学校出身で甲子園出場なし。
県内では有名だったが、全国的には知る人ぞ知る好左腕だった。
高卒でプロ入りというよりは、大学・社会人で伸びれば・・という感じ。
高校卒業後は、野球推薦で駒沢大学に入学。
2年春に頭角を現し、最優秀投手・ベストナインを獲得。
その後も26季ぶりの優勝に貢献し、MVP・最優秀投手・ベストナインを獲得。
大学No.1左腕の名を欲しいままにした。
しかし、4年春直前に左肩腱板炎症が発症し、そのまま登板なし。
4年秋には復帰登板を果たし、最速147km/hを記録するなど回復は見せたが1勝も出来ず。
その影響もあってプロ入りを迷い、結局プロ志望届を出したのは締め切り2日前だったとか。
それでも、DeNAの大学No.1左腕としての評価は変わらずドラフト1位指名に至った。
▶︎大学通算成績
46試合 18勝16敗 305回1/3 222奪三振 防御率2.03
【先発ローテーション入りどころか、チームの柱に!?】
続いて、今後チームとしては今永にどんな期待を懸けているのか?
ラミレス新監督は指名あいさつで既に以下のように公言していた。
「デビュー戦は巨人。一番強力な相手に100%出し切ってもらいたい。彼ならできる」
ラミレス監督、ドラ1・今永を絶賛!「デビュー戦は巨人」 ― スポニチ Sponichi Annex 野球
3/2ヤクルト戦を終えてからも改めて以下のように明言した。
「グレート。文句なしだ。このままいけば巨人戦で投げることは間違いない」
DeNA今永12回連続無失点、ローテどころか柱に - 野球 : 日刊スポーツ
このまま行けば、本拠地開幕戦でもある巨人戦がプロ初登板が実現する。
開幕ローテーション入りどころか、 チームの柱としての期待がかかっている。
果たして、間もなく開幕する2016年のプロ野球でどれだけの結果を残すことが出来るのだろうか。