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守護神バーネットが抜けてどうなる!?12球団最強の救援陣!《ヤクルト 主力中継ぎ投手》

 

【両リーグ最多登板!躍動感溢れる投球フォームが特徴の変則サイド右腕 秋吉亮】

ルーキーイヤーの2014年に続き、2年連続で60試合以上登板し大車輪の活躍を見せた。今年もチームに欠かせない存在だ。

2015年の投手成績
防御率試合数投球回数WHIP交代完了先発完投完封無四球勝利敗戦勝率
2.36 74 76 1/3 1.03 13 0 0 0 0 6 1 .857
ホールドHPセーブ相手打者数被安打本塁打奪三振与四球死球暴投ボーク失点自責点
22 28 0 305 51 6 81 28 6 2 0 24 20

 

 

【かつてのセットアッパー!完全復活を目指す12年目の生え抜き右腕 松岡健一

かつてはセットアッパーとして勝利の方程式の一角を担っていた。昨年は防御率3点台と安定した投球を取り戻しつつある。

2015年の投手成績
防御率試合数投球回数WHIP交代完了先発完投完封無四球勝利敗戦勝率
3.44 38 36 2/3 1.26 10 0 0 0 0 2 0 1.000
ホールドHPセーブ相手打者数被安打本塁打奪三振与四球死球暴投ボーク失点自責点
4 6 1 152 31 1 31 15 4 0 0 14 14

 

 

【究極の左キラー!出所が見えづらい投球フォームが特徴の変則左腕 久古健太郎】

貴重な左のワンポイントとして再三チームの窮地を救ってきた。今季は、さらに登板機会を増えしたいところ。

2015年の投手成績
防御率試合数投球回数WHIP交代完了先発完投完封無四球勝利敗戦勝率
2.55 38 24 2/3 1.30 5 0 0 0 0 0 0 -
ホールドHPセーブ相手打者数被安打本塁打奪三振与四球死球暴投ボーク失点自責点
8 8 0 102 23 1 23 9 1 3 0 7 7

 

  

【新守護神候補!最速157km/h!2mを越える長身右腕 ローガン・オンドルセク】

昨年はセットアッパーとしてリーグ最多タイの33Hを記録するなど大活躍。バーネットに代わって新守護神としての期待がかかる。

2015年の投手成績
防御率試合数投球回数WHIP交代完了先発完投完封無四球勝利敗戦勝率
2.05 72 70 1/3 1.05 15 0 0 0 0 5 2 .714
ホールドHPセーブ相手打者数被安打本塁打奪三振与四球死球暴投ボーク失点自責点
33 38 0 276 52 2 62 22 1 0 1 17 16

 

 

【まとめ】 

救援防御率は2.68で12球団トップだった。救援陣フル回転の活躍がリーグ優勝に大きく貢献した事は言うまでもないだろう。

しかし、リーグ最多の41セーブを上げた守護神バーネットの穴を埋められるかが大きな課題である。

新加入の外国人選手、もしくは昨年セットアッパーのオンドルセクが代役を務めることとなるだろうが、果たしてどうか。

 

そしてバーネット退団の穴埋め以外には、主力選手の登板過多も気になるところである。

昨年は秋吉・オンドルセク・ロマンが60登板を越え、秋吉・オンドルセクに至っては70登板を越えた。

当然連投が続けば疲労が蓄積し、投球内容にも影響が出る。さらに、登板過多が続くと選手生命に関わってくる問題だ。

一方日本一になったソフトバンクは、60登板を超えたのは抑えのサファテのみ。先発投手が長い回を投げているからだろう。

QS率を見てもソフトバンクが63.64%で、ヤクルトが51.05%となっており、中継ぎ陣への負担が大きい事が分かる。

中継ぎ投手はチームを勝利に導く大きな鍵となるが、やはり最初にゲームを作るのは先発投手の役割。

とは言ってもリーグ優勝には、中継ぎ陣の活躍は欠かす事が出来ない。今季もフル回転必至である。