2015年引退　パフォーマンスでファンを魅了！球界のお祭り男《森本稀哲》

【森本稀哲】

埼玉西武ライオンズ #0
2014年4月2日 QVCマリンフィールドにて
基本情報
国籍	日本
出身地	東京都荒川区
生年月日	1981年 1月31日（34歳）
身長体重	185 cm 81 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	外野手、一塁手
プロ入り	1998年ドラフト4位
初出場	2000年8月2日
年俸	2,500万円（2015年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
帝京高等学校日本ハムファイターズ北海道日本ハムファイターズ (1999 - 2010) 横浜ベイスターズ横浜DeNAベイスターズ (2011 - 2013) 埼玉西武ライオンズ (2014 - )

【経歴】

①プロ入り前

在日韓国人の父親と日本人の母親を持つ。

名門帝京高校では、3年生の時に主将遊撃手として甲子園に出場。

元福岡ソフトバンクホークスの和田毅からバックスクリーンへ本塁打も放っている。

高校通算34本塁打という好成績を残した。

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②日本ハム時代

1998年のドラフトで日本ハムより4位で指名され、入団。

当初は内野手だったが、外野手に転向。

▶︎2年目（2000年）

一軍初出場・初本塁打を記録。主に守備・代走要員で起用される。

▶︎5年目（2003年）

監督に就任したトレイ・ヒルマンに「バーニー・ウィリアムスの再来」と評され、

1番・中堅手で初めて開幕スタメンを起用される。

移籍してきた坪井智哉にポジションを奪われ、守備・代走要員にとどまった。

▶︎7年目（2005年）

打撃が向上し、初の100試合出場で打率.264、7本塁打を記録した。

▶︎8年目（2006年）

坪井の離脱などもあり4月下旬頃から1番・左翼手に定着。

新庄剛志・稲葉篤紀と鉄壁の外野陣を形成。

初の規定打席に到達し、リーグ最多得点を記録。初のゴールデングラブ賞も受賞。

日本シリーズに初出場し当シリーズ最高打率を記録し、優秀選手賞を受賞した。

▶︎9年目（2007年）

前年限りで引退した新庄が着用していた背番号1を継承し、中堅手に定着。

不動の1番打者として全イニング出場を果たし、2年連続リーグ最多得点と初の打率3割を記録。

24試合連続安打は、リーグ歴代6位タイ、球団では最多タイ記録。

最多得票でゴールデングラブ賞と、初のベストナインを受賞。

▶︎10年目（2008年）

ケガの影響から不振に喘ぎ、自身最低の打撃成績となった。

3年連続となるゴールデングラブ賞を受賞。

▶︎11年目（2009年）

糸井嘉男の台頭でレフトに回り、2番・レフトとして最多犠打を記録、打線の繋ぎ役に

徹した。しかし、骨折もあり思うように試合に出場出来ず、打率も.247に終わった。

▶︎12年目（2010年）

2年連続リーグ最多の55犠打を記録し、打率も.272と持ち直した。

③横浜ベイスターズ時代

2010年オフにFA権を行使し、横浜ベイスターズへ移籍。

▶︎13年目（2011年）

6番・中堅手で開幕スタメン出場。

しかし、度重なる故障でシーズンのほとんどを棒に振る。

復帰後も若手主体で起用する監督の方針もありスタメン出場は限られ、成績でも結果を残せなかった。

▶︎14年目（2012年）

2年連続で開幕スタメンとなるが、アレックス・ラミレスの加入、荒波翔の飛躍もあり、5月以降はスタメン機会が減少。

代打、代走、守備固めでの途中起用が多くなり、スーパーサブとしてチームを支えた。

▶︎15年目（2013年）

この年は出場機会に恵まれず、シーズンのほとんどが二軍でのプレイとなり、10月4日に球団から戦力外通告を受けた。

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第1号のDeNA森本、HRでも全速力でベースを一周！ 2012.06.02 L-DB - YouTube

④西武時代　現役引退

2013年西武ライオンズの秋季キャンプにテスト生として参加し、2013年11月19日に同球団への入団内定が発表された。

そして、12月4日に正式に契約したことが発表された。

▶︎16年目（2014年）

代打、守備固めとして開幕からシーズン終了まで一軍に帯同。出場機会を増やすため一塁手も守った。

▶︎17年目（2015年）

開幕一軍入りは果たしたものの11試合で11打数無安打と結果を残せず2軍落ち。

このシーズンを限りに現役引退を決断、9月21日に会見を行った。

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【プロ野球パ】稀哲がダイビング！岸を好プレーで助ける 2014/05/31 L-D - YouTube

森本稀哲引退会見 2015/9/21 - YouTube

▶︎年度別個人成績はこちら（2015年9月23日現在）※太字はリーグトップ

年　度	所属球団	試　合	打　席	打　数	得　点	安　打	二塁打	三塁打	本塁打	塁　打	打　点	盗　塁	盗塁刺	犠　打	犠　飛	四　球	死　球	三　振	併殺打	打　率	長打率	出塁率
2000	日本ハム	7	16	13	2	2	0	0	1	5	3	0	1	0	0	3	0	5	0	.154	.385	.313
2001	日本ハム	65	148	133	16	33	4	2	1	44	9	11	2	3	1	9	2	35	2	.248	.331	.303
2002	日本ハム	66	66	60	6	10	3	0	1	16	5	5	1	1	1	1	3	16	0	.167	.267	.215
2003	日本ハム	61	151	133	21	26	2	1	4	42	16	3	2	3	0	14	1	48	2	.195	.316	.277
2004	北海道日本ハム	78	71	58	19	11	3	0	0	14	3	1	2	0	0	12	1	24	3	.190	.241	.338
2005	北海道日本ハム	103	325	295	48	78	10	3	7	115	25	9	2	5	1	22	2	82	3	.264	.390	.319
2006	北海道日本ハム	134	595	520	84	148	28	6	9	215	42	13	9	21	5	46	3	103	4	.285	.413	.343
2007	北海道日本ハム	144	660	584	91	175	27	3	3	217	44	31	3	17	6	47	6	111	6	.300	.372	.355
2008	北海道日本ハム	121	549	478	66	121	15	1	0	138	21	12	7	17	1	49	4	81	5	.253	.289	.327
2009	北海道日本ハム	107	404	316	50	78	14	4	1	103	29	9	2	43	0	43	2	52	2	.247	.326	.341
2010	北海道日本ハム	115	505	408	65	111	11	3	2	134	30	10	3	55	1	36	5	71	12	.272	.328	.338
2011	横　　浜	48	153	134	13	25	3	1	1	33	9	0	1	9	1	8	1	42	4	.187	.246	.236
2012	横浜DeNA	108	230	201	20	49	5	1	3	65	18	0	2	4	1	20	3	44	6	.244	.323	.320
2013	横浜DeNA	4	5	5	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1	.000	.000	.000
2014	埼玉西武	99	173	147	19	37	8	3	0	51	13	2	2	9	0	16	1	42	0	.252	.347	.329
2015	埼玉西武	11	14	11	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	2	0	3	0	.000	.000	.154
	通　算	1271	4065	3496	521	904	133	28	33	1192	267	106	39	188	18	328	34	760	50	.259	.341	.327