プロ８年目４６２打席目で初本塁打！巨人打線の救世主！《立岡宗一郎》

　　　　　　　　　【立岡宗一郎】

読売ジャイアンツ #58
2013年5月12日、本庄総合公園市民球場にて
基本情報
国籍	日本
出身地	熊本県葦北郡田浦町（現：芦北町）
生年月日	1990年 5月18日（25歳）
身長体重	181 cm 83 kg
選手情報
投球・打席	右投両打
ポジション	内野手、外野手
プロ入り	2008年ドラフト2位
初出場	2010年8月15日
年俸	3,600万円（2016年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
鎮西高等学校福岡ソフトバンクホークス (2009 - 2012) 読売ジャイアンツ (2012 - )

【経歴】

①プロ入り前

芦北町立田浦中学校では軟式野球部に所属し、投手として出場した熊本県大会で優勝、

九州大会は準優勝。

中学生にして球速130km/h中盤を記録。野球以外にも陸上短距離選手として多く入賞している。

鎮西高等学校では松井稼頭央へのあこがれから野手に転向し、1年春からベンチ入り。

3年次は主将を務めたが、最高成績は県大会優勝で、全国大会出場はない。

三拍子揃った逸材として「秋山幸二2世」と注目を浴びた。

2008年ドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスから2巡目で指名され入団。

外野手でとしての指名だったが、入団前に遊撃手へのコンバートを志願した。

背番号は「7」。

▶︎2009年

一軍公式戦出場はなく、ウエスタン・リーグで61試合に出場して、打率.222・2本塁打だった。

秋のキャンプでは王貞治会長から打撃指導を受けた。

▶︎2010年

8月14日に一軍初昇格を果たすと、翌日の日本ハム戦9回裏に小久保裕紀の代走として初出場。

一軍を経験させるのが目的だったこともあり、翌日に登録抹消された。

▶︎2011年

三軍での出場が中心で、二軍での出場は14試合に留まった。

▶︎2012年

背番号が「7」から「68」に変更された。

③巨人時代

2012年6月13日にレビ・ロメロ、福元淳史との交換トレードで、久米勇紀と共に読売ジャイアンツへ移籍。

▶︎2012年

巨人に移籍直後の7月10日、イースタン・リーグの楽天戦の守備で味方と交錯し左肘靭帯弾烈。

肘の痛みから右打席でバットを振れなくなったため、9月にこれまでの右打ちから左打ちに転向した。

それまで左打ちは中学時代に多少経験があるだけだったが、秋のフェニックスリーグでは打率3割をマークした。

▶︎2013年

二軍で主に1番打者として起用され打率.296を記録し、5月14日に移籍後初の一軍登録。

同月15日のロッテ戦で益田直也からプロ入り初安打を記録した。同月24日、両打ちに登録を変更した。

7月2日、甲子園での阪神戦延長11回表二死満塁で押し出し四球を選び、首位攻防戦の初戦の勝利に貢献した。

▶︎2014年

出場機会が激減した。（2試合）秋にはフェニックス・リーグに参加した。

12月24日、翌シーズンから外野手登録となることが発表された。

▶︎2015年

5月下旬に1軍初昇格を果たすと、5月の22打数だけで9安打を放ち首脳陣の信頼をつかんだ。

チーム打率がセ・リーグ最下位に沈む中、後半戦は中堅手のスタメンに定着し、8月には月間打率4割をマーク。

規定打席未到達ながら打率.304を記録し、飛躍の年となった。

▶︎個人年度別成績はこちら（2015年度シーズン終了）

年　度	所属球団	試　合	打　席	打　数	得　点	安　打	二塁打	三塁打	塁　打	打　点	盗　塁	盗塁刺	犠　打	犠　飛	四　球	死　球	三　振	併殺打	打　率	長打率	出塁率
2010	福岡ソフトバンク	1	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000	.000
2013	読　　売	46	77	74	5	15	1	2	20	7	1	0	0	0	3	0	15	0	.203	.270	.234
2014	読　　売	2	2	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.000	.000	.000
2015	読　　売	91	367	339	36	103	9	3	118	14	16	6	3	3	18	4	61	2	.304	.348	.343
	通　算	140	446	415	42	118	10	5	138	21	17	6	3	3	21	4	77	2	.284	.333	.323